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こんばんは、天華です。
引き続きpixivにサイト公開作品を移行中です。
下記の名前でやっておりますので、よろしければどうぞ〜。

天華@Yukihana


長編連載の『恋船旅路』を移行中なのですが、そこまで読み返してみてちょっと思ったことをつらつらと。
特に意味のない雑記ですので、ご興味&お時間のある方だけどうぞ〜。
※原作漫画とYukihana小説のネタバレがあります。


・アレンの過去について
ちょうど原作の方でアレンの過去話やっていましたね。『遺言はピエロ』の話を書いた当時は知る由もなかったのですが、アレンさんマジ孤独。
想像以上に独りぼっちだし、死にたくなるほど辛い目に遭いすぎでは……?(泣)
『遺言はピエロ』にはアレンのピエロをやっていた頃、つまりマナと過ごした幼少期の友達をオリキャラで山ほど出しました。
これはもうとにかく幼アレンに幸せな時代があったのだと思いたかったからです。
マナに愛されていたし、親友と呼べる同年代の子もいたし、気にかけてくれる大人の友人もいたし、淡い初恋だって経験していた。
エクソシストになる前の友達の中では、仮面を被る前の無邪気な子どものままで居続けている。
戦闘を生業にしていると知ったら、とても心配して辞めなよと言ってくれる、そんな大切な相手も確かに存在していた。
そんな風に思っていたんです。思っていたんですけどね……。
アレンさんマジ孤独。(衝撃的すぎて2回言う)
何故あそこまで過酷なのか。辛すぎて直視できない。
あれで唯一のマナにまで嘘があったら“赤腕”にはもう本当に救いがないじゃないですか……。
『遺言はピエロ』を読み返していて、アレンにも短かろうが幸福な幼少期があってほしかったと願っていた記憶が蘇りました。
そしてさらに思いました。
あそこまで孤独だったのなら、それこそようやくできた友達(仲間)に、もうちょっとアレン側から絆を求めてもいいのでは!?
もしかしてやり方わからないのかな?いつまでも笑顔で一線引いてるもんね!(大泣)
あと教団所属っていうのも壁になっているのかもしれませんね。アレンのアイデンティティにメインキャラですらなかなかマイナスな発言してますし……。
神田→「呪われてるやつなんかと〜」発言、リナリー→「左目なんて嫌い」発言、ラビ→「(アクマが見える眼)オレはパスだな」発言等々……。
ラビだけアレン本人に向かって言ってないから、そのへんはやはりキャラとして大人だとは思いますが。
やっとできた仲間ですら呪いの眼とそれに伴うアクマも救いたいというアレンの気持ちに肯定的ではないんですよね……。
というか、それに何かしら応えたキャラっていましたっけ?(神田がふざけんな的な反応してたかもしれませんが)
そりゃあアレンも何も語らず逃走するしかない。教団の意義に反しているのだから。そこにいる仲間には絶対に打ち明けられない。
誰か、誰でもいいから、アレンの左眼や救済の精神を否定せずに、彼の素直な心内を聞いてあげてください……。(そんな人が見当たらない)(絶望)
とかなんとか嘆きつつ、『遺言はピエロ』あんなラストにしたんで本当は何も言えないんですけどね!!!!


・クリスタについて
もう面倒なのでデフォルト名で書かせてください。当サイトのヒロイン、クリスタについて。
よくこんな可哀想な子書けたな……!と今更ながらビビり散らしました。
特に『蝶と口づけ』。15歳前後の女の子にとんでもない仕打ち。(正直ちょっと内容忘れてました)
肉体的にも精神的にもズタボロすぎて……。
10年以上前に書いたものですし、私も大人になったので、クリスタみたいな年齢の女の子が悲惨な目にあっていると辛い!と感じざるを得ません。
もともと明るく楽しいキャラが好きで、でぐれは悲劇の話だから余計に明朗快活な子にしようとは思っていたんですが。
今なら言える。クリスタの強がりは痛々しい。
根が明るい分だけ余計に悲壮と言いますか、そこまで堪えなくていいんじゃない!?と思ってしまう。
友達も仲間もいるんだから頼ればいいじゃん!もうそこで泣けばいいじゃん!みたいな。(書き手が言うと本末転倒)
ところが「誰も責めないよ」と言っても、彼女の中のもう一人の彼女がそれを許さないから、自分の力ではどうしようもないんだろうなぁと。
クリスタにもちゃんと自覚もあって、強がっているだけだと口にしているから、ますます可哀想な印象でした。
昔サイトの方に「クリスタちゃんを抱きしめてあげたい」というメッセージをいくつかいただいていたのですが(ありがとうございます!)、今更ながらお願いしたいくらいです。
ちょっとかなり可哀想な子なんで、誰かなんとかしてあげてください……。
とか言っておきながら、基本的に突き落としてなんぼのキャラと思ってもいるのでたぶん今後も可哀想なままです。(白目)


・オリキャラについて
クリスタもやべぇ奴ですが、師匠のグローリアも相当でしたね。読み返してみてとんでもない女性だなと思いました。
死ぬほど不器用〜!みたいな。
グローリアと比べるとクリスタの方がまだ素直な印象です。(小説内でさんざん意地っ張りだと言われてますが)
たぶんクリスタの方が人懐っこい。お礼と謝罪はきちんとしなさいと躾けられたタイプ。一方グローリアは典型的なツンデレで、基本デレないから性格のキツさが目立ちがちですね。
似ているような似てないような師弟ですが、どちらもちょっと抜けており、普段はきちんとキメるのに変なところでドジやらかします。それでアレンとかクロス師匠に呆れ顔されているイメージ。
ちなみにグローリアが銀髪なのは、クリスタが金髪だからです。お揃い感。あとアレンとちょっと似た色にしたかったのはあります。
(クリスタが金髪なのは、西洋人といえば!という私の勝手な思い込みです。瞳の色ほど意味はありません)(あと派手な髪色の方が描写しやすい)


『遺言はピエロ』に出したオリキャラの、アレンの親友セルジュは、丸っきりクリスタ男版の感覚で書いてました。
この人もひでぇ奴だ。どう考えてもアレンとクリスタのトラウマ。
私的なイメージですが、アレンは自由奔放を装った気遣いさんに弱いのかなぁと。
多分そういう相手じゃないと本音を見せられない。まずはあの紳士ヅラを打ち破らないことには話になりませんからね……。
傍若無人に振る舞われて、こいつには遠慮しなくていいな!と思わされて、その上でその裏に隠されたものを知ったらもう放っておけないんじゃないかなぁと。
そういう意味で心を許しているのは師匠だし、マナもそんな感じかもしれません。(彼は自由というか天然っぽいですけど)
妹のエニスもなぁ、何で殺したんだろう……。今更ながらひっどい展開。
しかし当時まだあまり幼アレンの情報がなかったと思うんですけど、あの子が惚れるならこんなタイプの女子だろうなというのは今でも解釈一致でした。ちょっとツンとしたお転婆さんといいますか。
幼アレンといえば、『永遠の箱庭』で出したリオンが同じような悪ガキでしたね。小説内でクリスタがアレンと似ていると言っていて吃驚しました。本当に似ていた。(偶然です)
ちなみに生存しているオリキャラは今後もチラッと出てくるやもしれないです。


・『マザーグースは放課後に』以降の話について
連載中断している『マザーグースは放課後に』ですが、続きをどうしようかな……と。
ようやく当時のメモとか見返してラストの展開予定を思い出してきました。
救いがありません。(絶望)
ネタバレになりますが、マジで酷い結末にするつもりでした。
そしてこのあとの話の筋としても、しばらく悲惨な事態が続くんですよ。
はっきり書きますと、クリスタの素性が明るみに出ます。ついに正体が露見します。
ブックマンやルべリエ長官がさんざん警告していましたが、過去が知れ渡ると彼女は幽閉の身に堕ちます。もっと言うと死刑へ向かう他なくなります。
はい、もう暗い!死ぬほど暗い!
こんな暗い話を読みたい方います???みたいな展開のオンパレードになります。
でも、ここまで書いたしなぁ。自分のために書くかなぁ。といったところで止まっています。
もし読みたい方がいらっしゃったら、期待せずにお待ちください。(そして絶望的に暗い展開をお許しください)
本当に明るい話読みたいわぁ!


以上、長い!
終わります!長文乱文失礼いたしました。
それではまたいつか〜。

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